解毒旅の途中で海外移住

毒親持ちの左脳内向型アダルトチルドレンのひとりごと

友達家族を通して笑顔あふれる家庭を持つことに少し興味がわいた

 ゴールデンウィークで大学の友達が家族(奥さん&6歳の娘ちゃん)
が遊びに来てくれた。


3日間、うちの泊まったり市内観光などずーっと一緒に過ごして
なんだか本当にいろいろ発見があった。


思い返しても、結構びっくりしている。

「テレビでよく見ていた温かい家庭」って本当に実在するんだな、

もうこの一言に尽きる。本当にびっくりした。

じゃんけんしたいとおねだりすれば、してくれる。
自然と差し出され、手をつないでくれる。
食べたいものを聞いてそれを頼んであげる。
疲れてぐずってる様子にも優しくなだめてあげる。
膝の上でぐっすり寝落ちしているところを優しく撫でている。


日常生活から離れた海外旅行だから、楽しい一面ばかりがフォーカスされて
普段の子育ての大変さはあるのだろうけど
それでも、娘ちゃんのいいところを私に話してくれる姿に
両親の娘ちゃんに対する愛情や関心、温かさを感じられた。

その温かさは私の家庭には感じられたことがないもので
とても眩しかった。

これまで、私の友達も結婚して家庭をもって子供を持って
ということはあったけど
私は心のどこかでそれに対して
「本当にちゃんと考えて子供産んだの?ちゃんと子育てできるの?」
と懐疑的に見ていていたところがあった。

今でもその気持ちを持ってしまう友達は結構いて、
例えば、昔から子供が好きじゃくて、むしろ子供うるせーって毛嫌いしてて
友達の子供にすら触ろうともしなかったのに
最近になって結婚して、旦那が年上初婚で子供をとても欲しがっている、
年齢的にも高齢になってきたからと急いで子供を作ったといた友人がいて
実際、私は彼女の妊娠を素直に喜べていない。

「子供はモノじゃない。旦那とうまくいかなくなっても本当に子供を愛せるの?」
「私には怖くてできない。結婚し、子供を作ることは自分だけの問題じゃないから」

そう言ってしまいたい想いに駆られることもしばしば。

そういう想いは年を重ねるたびに強くなっていて、
家庭に対して嫌悪感のほうが強くなっていた。


でも、今回目の当たりにした友達家族は
二人の夫婦の空気感、子供との関係がとても爽やかで
心地の良い雰囲気が絶えずあった。

他人と他人が恋愛して、結婚を決めて
子供と一緒に長年生活をすることで出来上がる「家庭」。


体験していない私はイメージできないし、縁のないものだと思い始めてた。


自分の経験上から生まれてきた「結婚」「家庭」「子供」の
イメージは、暗くて、苦しくて、緊張感があって、殺伐としたものだったけど
それは私の両親が作り出したものであって
その辛さを嫌というほど知っている私は、世代間連鎖を繰り返さず
違うものを作り上げることができるのかもしれない。


笑顔あふれる家庭。

そういった家庭を持ってみたいなっていう興味がわいた。

そういう、希望みたいなものが見えた気がした。